内山医院では、
『ラポール』を大切にしています。
医療の世界では、患者さまと医師がお互いを信頼し合い、安心して話ができる関係が成立している状態を「ラポール」と呼びます。
『ラポール』は「橋を架ける」という意味を持つフランス語。ふたりの人間がお互いの間に橋を架けるということから名付けられたのだと思います。
私がこの「ラポール」という言葉と出会ったのは、平成12年のことでした。ひょんなことからコミュニケーションスキルの研修を受けたのがきっかけです。
医師はコミュニケーションが特に大切な職業です。
中でも内科は、患者さまのお話をしっかりうかがうことが診療の基礎になります。
「ラポール」こそ診療の要となるもの。「ラポール」がなければ、どんなに診断技術・治療技術が優れていてもそれを生かすことはできません。
患者さまの健康をサポートするために、「ラポール」は不可欠なものと感じ、スキルの研鑽を積みました。